換気扇ダクトを自分で掃除するには?換気扇ダクトを掃除するメリットや掃除方法を解説します!
更新日:2025年06月17日 レンジフードクリーニング
換気扇ダクト(換気ダクト)は、換気扇の奥に設置されているパイプで、料理で出た煙やお風呂場の湿気などを屋外に排気しています。
そんな換気扇ダクトは、お掃除をしないと汚れが詰まり、排気の流れが悪くなるなどの不具合が発生するので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
しかし、そもそも換気扇ダクトって自分でお掃除できるのでしょうか?
お掃除するとしたら、どんなふうにお掃除すれば良いのでしょうか?
今回の記事では、ダクトの役割や種類、およびそのお掃除方法、掃除の頻度などを解説させていただきます。
換気扇ダクトとは?ダクトの役割と種類の解説
換気扇ダクトには、室内の空気を外に排気したり、湿度を調節するなどさまざまな役割があります。
また、換気扇ダクトには幾つかの種類があり、それぞれで役割が異なります。
この章では、換気扇ダクトの役割と種類について詳しく見ていきましょう。
換気扇ダクトの役割
換気扇ダクトは、室内の空気を屋外に排気するためのパイプです。
換気扇ファンの奥にダクトパイプが通っており、このパイプの先は屋外に繋がっています。
換気扇ダクトには以下のような役割があります。
①空調・調湿
換気扇ダクトは、外から新鮮な空気を室内に取り入れ、部屋の空気を調湿したり、酸素濃度を維持して酸欠状態を防いでいます。
浴室換気扇は調湿効果に優れており、入浴時やシャワーを浴びた時に発生する湿気を外に逃し、カビや結露の発生を防いでいます。
②臭いを屋外に逃す
キッチンの換気扇ダクトは、調理時に発生する臭いや油分を排気しています。
ダクトが嫌な臭いを外に逃がしてくれるので、部屋に臭いがこもらないなどの効果があります。
また、ガスコンロやヒーターなどの機器から発生する有害なガスも、換気扇を通じて排出されます。
これにより、一酸化炭素などの有害なガスが室内に蓄積するのを防いでくれています。
換気扇ダクトの種類
ダクトにはいくつかの種類があり、その種類に応じて役割が違います。
ダクトの種類を1つずつ見ていきましょう。
①換気用ダクト
換気のために設置されたダクトで、多くは換気扇の奥から屋外に通されています。
浴室換気扇やリビングに設置された換気扇などのダクトがこれに該当します。
②排気用ダクト
汚れた空気を室外に排気するために設置されているダクトです。
キッチン換気扇などがこれに該当します。
③空調用ダクト
エアコンなどで空調された空気を、他の場所に運ぶためのダクトです。
オフィスや工場などの広く大きな空間は、エアコンの力だけでは空調するのが難しいので、張り巡らせた空調用のダクトを通して、色々な場所にエアコンの風を送っています。
換気扇ダクトを自分でお掃除する方法
換気扇ダクトを自分でお掃除することはできるのでしょうか?
この章では、換気扇ダクトを自分でお掃除する方法にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
お掃除は換気扇ダクトの出口から行う
換気扇ダクトの入り口には、換気扇などの機器が設置されています。
これらの機器を取り外してその奥のダクトをお掃除するのは、一般家庭ではかなり難易度が高いと言えます。
そのため、ご家庭でのお掃除では、換気ダクトの出口の方から作業するのがおすすめです。
換気ダクトの出口は、ご家庭のお庭や玄関などの外回りの壁に設置されています。
ゴミが逆流したり、虫が侵入してこないよう、丸型フードやガラリフードなどのキャップが取り付けられていますので、これらをはずしてダクトの内部をお掃除します。
換気扇ダクトのお掃除方法
【準備するもの】
- 掃除機
ブラシノズルもあると便利 - 洗剤
住宅用の中性洗剤(ウタマロクリーナー、マイペットなど)、もしくは500mlの水に食器用洗剤を1滴入れた溶液 - ブラシ
100円ショップに売っているサッシブラシなど - クロス
水拭き用と乾拭き用に各1枚ずつ
①掃除機でゴミを取る
まずは掃除機を使って、換気扇ダクトの出口から見えている範囲のゴミを吸い取りましょう。
先端にブラシのついたノズルを使うと便利です。
②油汚れは洗剤で
油汚れがひどい場合は、柔らかい布に洗剤を染み込ませ、ダクト内部を直接拭き掃除します。
拭き掃除で取れない汚れは、ブラシなどで擦ってキレイにしましょう。
③深追いは厳禁
ダクト管は非常に小さく狭いので、深追いすると道具が挟まって取れなくなったり、ダクト管がズレてしまうなどの事故に発展する恐れがあります。
ご家庭でのお掃除は、あくまで見えている範囲にとどめておきましょう。
難しい場合はプロに依頼を!
ご家庭での換気扇ダクト掃除は、見えている部分のお掃除が基本的な範囲となります。
そのため、ダクト管を本格的にキレイにしたい場合は、やはりプロの手を借りることをおすすめします。
ハウスクリーニングなどの清掃サービスを提供している会社では、ダクトの洗浄や清掃を承っているところもあります。
プロに依頼すれば、専用の掃除機を使ってダクト内部のゴミを吸い取るダクトビートや、ダクト内の汚れを専用のブラシと洗剤で分解しながらキレイにしていくダクトストリームなど、本格的な方法でダクトの奥までしっかりキレイにしてもらうことができます。
さまざまな換気扇に対応しています
おそうじ革命の換気扇クリーニングは、さまざまなタイプの換気扇に対応しています。厨房換気扇、浴室換気扇、トイレ換気扇、お部屋の通気口、なんでもお任せください!
換気扇ダクトの掃除は5年に1度が目安
換気扇ダクトは、普段は直接目にすることができない場所に設置されています。
汚れ具合が見えづらいため、お掃除をする場合は、頻度を決めて実施することが望ましいです。
一般的なダクトは5年に1度、お掃除することが推奨されています。
厨房ダクトは1年に1度
飲食店の厨房に設置されているダクトは、料理で出た油などで汚れやすいため、一般家庭のキッチンダクトよりもより短いスパンでお掃除する必要があります。
お店の規模にもよりますが、厨房ダクトは一般的に、1年に1度お掃除することが推奨されています。
火災予防、害虫予防、省エネ…。ダクトクリーニングはメリットがいっぱい
ダクトを定期的にお掃除していると、設備の維持管理が容易になったり、省エネ効果や防災効果が高まるなど、さまざまなメリットがあります。
メリット①火災予防
キッチンダクトの内部には、料理で出た油やホコリが溜まります。
ダクトに大量に溜まった油は、やがて重力に負けて室内側に逆流してくることがあります。
ダクトから垂れた油が料理中の炎に引火して、火災に発展したケースも過去に存在するため、事故を防ぐためにも、定期的にお掃除して油を取り除くことが欠かせません。
メリット②害虫予防
ダクト内部の油やゴミは、ゴキブリなどの不快害虫のエサになります。
ダクトが汚れていると、これらの害虫を誘き寄せてしまうこともあります。
害虫の侵入を防ぐには、定期的にダクト清掃を実施して、害虫を誘引する原因となるゴミや油を取り除くことが推奨されています。
メリット③省エネ効果
ダクトの内部に汚れが溜まっていると、空気の通りが悪くなり、ダクトの排気効率が下がります。
ダクトの内部をキレイにして風の通りをよくすることで換気扇がスムーズに作動するようになり、電力の無駄がなくなって、電気代が安くなるなどのメリットもあります。
換気扇のお掃除ならおまかせください!おそうじ革命
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、キッチンレンジフードや浴室乾燥機などの換気扇クリーニングサービスをご提供しております。
換気扇は、ダクトの入口に設置されています。
そのため、換気扇のクリーニングを定期的に実施しておくと、ダクト内部に侵入するゴミや汚れが減り、ダクトの内部をキレイに保つことができます。
おそうじ革命の換気扇クリーニングは、シロッコファンやフィルターなどの換気扇パーツをそれぞれ分解し、隙間に溜まった汚れや油を専用洗剤でしっかり分解、キレイに除去して戻します。
汚れや詰まりがなくなった換気扇は、吸い込む風量が増えるので、換気や空調の効率が非常によくなります。
また、おそうじ革命にはダクトのクリーニングメニューはございませんが、何でもわがまま定額などの時間制サービスをご利用いただければ、メニュー化されていないお掃除にも対応させていただきます。
ダクトの汚れなどにお困りの方は、一度おそうじ革命へご相談ください。
汚れと戦うプロ集団の名にかけて、熱意を持って対応させていただきます!
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おそうじ革命の換気扇クリーニングは、さまざまなタイプの換気扇に対応しています。厨房換気扇、浴室換気扇、トイレ換気扇、お部屋の通気口、なんでもお任せください!